腋の下の筋肉を緩めるとこんな効果が!自宅で出来るストレッチ!【東小金井駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

腋の下には、いくつかの重要な筋肉が集まっています。筋肉の種類を知っていると、動かしたときにどこを使っているかが分かります。
例えば、胸部の大部分を占める大胸筋は肩や背中とのつながりが多く、この筋肉がこると肩こりや背中の痛みを引き起こします。また、腋の下はリンパが集まっている部位なので、流れが悪くなり、肩こりなどを悪化させてしまう場合もあります。
肩甲骨から肋骨につながる前鋸筋は、肩甲骨の動きだけでなく呼吸にも重要な役割を担っています。肩甲骨から上腕につながるのは大円筋です。大円筋はダンベルやオールをこぐような動きをする際に使われる筋肉ですが、現代ではあまり使用されない筋肉になってしまいました。そのままにしていると、筋力が低下してしまいます。
腋の下から腰の上までつながる広背筋は、とても大きな筋肉です。鍛えれば体全体の代謝を向上させるだけでなく、きちんと緩めることにより背筋まで整いきれいな見た目になることが期待できます。

腋の下の筋肉を、ストレッチをすることで緩めましょう。
まず、大胸筋ですが両手を背中で組みます。組んだらそのまま上に持ち上げるようにします。つい背中に力が入ってしまいますが、背中ではなく胸郭を使うことがポイントです。
前鋸筋はドアの入り口を使ってストレッチをします。ドアの入り口の壁に手を置き、手と反対側の足を一歩踏み出します。反対側も行うと、筋肉が伸びているのが分かるでしょう。
大円筋は正座をして手を床につき、状態だけ床の方に倒していきます。肘と肘の間に頭を入れるようにして、体重は後ろにかけるようにすると筋肉がよく伸びます。
広背筋は大きな筋肉なので効果を実感しやすいです。立ったままでも座っても構いませんので、両手を上に持ち上げます。そのまま伸ばしたい方の手首を反対側の手でつかみ、ゆっくりと上体を横に倒していきます。斜め上にするような感覚で、呼吸を止めないで行いましょう。状態の筋肉全体が伸びているのが分かったら30秒ほどそのままの姿勢にして、次に反対側も同じようにしましょう。
こうすることで腋の下の筋肉全体を緩めることができます。気持ちいいと感じる範囲で伸ばし、無理をしないことが大切です。

また、腋の下というのは意外と脂肪がつきやすく、そのままにしていると脂肪が垂れてしまいます。逆を言えば、筋肉を適度に使って緩めることでボディラインを整える効果があり、見た目年齢を大幅に下げることが可能です。上記のストレッチを行い、小まめに緩めましょう。