隙間時間でOK!オフィスで出来る肩こり解消法!【東小金井駅前整体院】

投稿日: #健康コラム

肩こりの原因の多くは、血行不良と筋力不足です。男女とも40代以降になると、身体が硬くなると同時に筋力も低下する反面、意識的に運動する機会が減るため、一層肩こりに悩まされることになります。
特にオフィスでのデスクワークは1日中同じような姿勢での作業となりますし、夏場はエアコンにより身体を冷やします。肩の筋肉の血流は更に悪くなるうえに、運動不足にもなりがちですから悪循環となってしまいます。
冷え性も肩こりの原因の一つとなりますが、近年は女性に限らず男性にも冷え性で悩む人が増えてきました。慢性的な冷え性は体の表面だけでなく内臓の血流も滞りますから、体全体が冷えてしまい肩こりにも悪い影響を与えます。
肩こりを解消するためには、毎日のストレッチや筋力トレーニングが基本です。1日に何時間もかけて運動する必要はなく、決まったストレッチや筋肉の動きを隙間時間を使って1日に5セット程度実行するだけで、自然と良い方向に向かいます。
肩こりに効くストレッチは、2種類を1セットにつき3分程でも合計30分です。まとめて実行するとなると短い休憩時間にこなすのは困難ですが、1セットずつであればちょっとした隙間時間だったり、移動中に実行することも可能です。
オフィスで簡単にできる肩こり解消法は、椅子に座ったままでも可能な上半身のみのストレッチです。
最初に鉄棒の逆上がりをするような位置に両手を持って行き、そのまま両方の肘を前方に突き出し、肘を顎の高さと同程度まで引き上げます。尺骨が地面と平行となるこの状態を、スタートの基本姿勢とします。
この状態から両方の肘を下ろしていき、出来る限り後方まで動かします。再度スタートのポイントまで肘を戻し、今度は肘をやや開いた状態のまま後方まで肘を持って行き、スタートのポイントに戻します。この動きをリズミカルに10回連続で1セット、1日に合計5セット実施します。
もう一つのストレッチはスタートの状態は同じですが、そのまま両方の肘を外側に開きます。両肘が180度もしくはそれ以上開くポイントまで動かし、出来る限り後ろに反った状態で肘を下ろしていき、再度肘を上げて最後にスタートの状態まで戻します。この動作も同様に10回連続で、1日に5セット行います。
これら2つのストレッチは、共に肩周りの血行を促すと同時に、肩関節の可動域を広げる効果があります。毎日続けることで徐々に肩こりが解消されますし、肩関節が柔らかくなりますから、腕を上げる事が困難だった人は楽に上げられるようになります。